PS4 のHDD を換装してみた
PS4 のHDD 換装自体は今さらなネタ感はあるんだけど。
PS4 の500GB HDD が少々足りなくなってきたので2TB のものに取っ替えてみた。
PS4 が出たばっかの頃には「HDD が交換しやすくなってるから、さっそく大容量化してやったぜ」的な記事がぞろぞろあったんだけど、そのどれもがPS4 が未使用に近い状態からスタートしてたので、結局内容的には「大容量のPS4 を買ってきたぜ」と同じなワケで、ウチのように「うわ、もう空きが50GB 切ってる。何かゲーム本体消すか、デカいHDD に換装するかせねば。ゲーム大量にこなしてると500GB なんてあっという間だなー HAHAHA!!」という自分の目算がはずれたのを棚上げした状態からスタートしてる記事はあまりなかったので、データ移行含めたHDD 換装の手順を書いてみる。
手順的にはHDD 交換の手順にデータのバックアップとリストアが入るだけなんだけどさ。
手順
- USB メモリを用意する
セーブデータとか本体の設定やらを保存するため。容量はそんなに必要ない。
今どきのUSB メモリなら4GB 以上あるだろうから、ゲームのセーブデータだけならそれくらいあれば十分*1。 - システム再インストール用のアップデートファイルをUSB メモリに保存する
ここから入手。FAT32 形式でフォーマットしたUSB メモリの /PS4/UPDATE 配下にアップデートファイル(PS4UPDATE.PUP)を保存。 - システムデータ・セーブデータのバックアップを取る
PS4 にUSB メモリを挿して「設定→システム→バックアップ/復元」からバックアップ。 PS Plus とかに加入しててクラウドストレージにセーブデータを保存してるならシステムデータだけでOK。「アプリケーションデータ」のチェックは外す。
バックアップが完了したらUSB メモリ上に /PS4/BACKUP ってディレクトリができている。 - HDD を交換する
ベイカバーの付け外しにこんなに手間取るとは思わんかった…。電源LED 側の辺(縦置きしたときのフタの天板の下っかわ)をむぎゅっっと強く押すのがコツ。 - PS4 にシステムを再インストールする
USB メモリを挿してセーフモードで起動。「初期化」からUSBメモリ内のファイルで再インストール。 - 引き継がれていない設定をやり直す
システムの再インストール後に、消えた設定をやり直す。 PSN へのログオン、「普段使うPS4」設定、Twitter などのSNS 連携、びみょうなメディアリモコンとのペアリングなど。 - USB メモリからバックアップしておいたデータを書き戻す
システムの復元でセーブデータやらなんやらを書き戻す。 - PSN にログインしてダウンロード版のゲームやアプリを再ダウンロードする
メニュー右端のライブラリーにあるやつを片っ端からダウンロードキューに放り込む。 - 寝る
- パッケージ版のゲームを再インストールする
以上。
ふと、気になった
このデータ移行の手段なんだけど、500GB (交換前のHDD 容量)以上の空きがある外付けHDD にまるっとバックアップして、そっちから書き戻すこともできる。
じゃあ、ダウンロードあるいはインストールし直すのとどっちが早く移行できるんだろ?と、ふと思ったら手元に未使用の3TB の外付けHDD があったのでやってみた*2。
賽の河原で石積んでは崩してる気分。
……
結果、外付けHDD が使えるならそっち使った方が早いということになった。
が、結局寝てる間に書き戻しさせたので、ダウンロードし直しも書き戻しもへったくれもなかった。
ちなみに
Xbox ONE はUSB3.0 接続の外付けHDD にゲームやアプリケーション本体の保存ができる*3ので、増設はこっちの方が楽。問題は増設分を埋め尽くせるほどソフトがないことか*4。けど、後方互換対応のタイトルが多くなってきたら使い途出てくるはず。きっと。多分。
*1:ちょっと気をつけるのは音楽ファイルやら動画ファイルも本体に保存していて、それらもまとめて移行したいならそいつらが収まるだけの容量は必要。
*2:ダウンロード作業が入ると回線の状況もあるから自分じゃどうしようもない部分はあることは承知の上で。
*3:そもそも内蔵のHDD を交換すること自体考慮されていない。
*4:それ以前にGears of War Ultimate Edition の日本版出さないとか、日本MSにやる気が見られないのが一番不安なんだが。